浦和聖書バプテスト教会

《なぜ裏切る者が?》

2003-02-09

そのことが起こったときに、わたしがその人であることをあなたがたが信じるためです。 (ヨハネ13:19)

 

主イエスの弟子の中に、どうして裏切る者が加えられていたのか。これは昔から、多くの人が不思議に思うところです。ヨハネ6:64を見ますと、<イエスは初めから・・・裏切る者がだれであるかを、知っておられた>とあります。この言及は、私たちの疑問をさらに深めてしまいます。だれであるか知っておられたのなら、主はなぜその者を除かなかったのだろう。きょうのみことばは、このような私たちの疑問にある程度答えてくれるでしょう。◇まず預言の成就です(18)。これは詩篇41:9の引用ですが、<かかとを上げる>とは、裏切り行為のユダヤ的表現で、恐らく背を向けて去っていく姿を示しているのでしょう。主がこの旧約聖書のことばを引用されたのは、それが神の御旨であることを知っておられたからです。裏切りが起こる、そしてそれを通して救いが成就する。即ち、父なる神は、裏切りさえ救いの計画の中に組み入れておられたのです。◇ですから私たちは、裏切りが起こったことに驚いたり不思議に思うべきではありません。かえって、そのことが起こったことに、主イエスに寄せる信頼を深めなければならないのです(19)。裏切りは確かに他の弟子たちにショックを与えたでしょうが、私たちは、他の11人の弟子がひとりもつまずいていないことに感謝しなければなりません。彼らは、かえって信仰が堅くされたのです。◇主イエスを<受け入れた>からです(20)。一方裏切る者は、初めから自分の期待でしか主イエスを見ていないのです。自分が主を受け入れるのでなく、自分を主に受け入れさせようとしているのです。このちがいは実に大きいと言えます。


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