浦和聖書バプテスト教会

《まちがっている正しさードグマ化》

2016-05-15

すると、それを見た会堂管理者は、イエスが安息日にいやされたのを憤って・・・  (ルカ13:14)

 会堂管理者はなぜ憤ったのでしょう。背景にモーセ律法の第四戒(出エジプト20:8~11)が関連していることは確かです。◇彼は自分が責任を負っている会堂で、神の大切な戒めが破られたと受け取ったのです。見過ごす訳にはいきません。神を礼拝する会堂で、公然と、神の普遍律法と言われている十戒の一つが破られたのですから。しかも、自分が管理している会堂でです。他人事で済ます訳にはいきません。彼の今後の人生にも関わってくる事態です。彼が憤った理由は、大よそこんなところでしょう。◇素朴な疑問が湧き上がってきます。もし彼の思い通り第四戒が守られていたら、主イエスの御わざは行なわれず、この女性は病から解放されないままだったのです。私たちの素直な感情は「それはおかしい」と思うのではないでしょうか。神の戒めが遵守されているのに、他方において、苦しみのとりこになっているひとりの女性を助けることができないからです。彼が憤るとは、この女性にこのまま苦しみ続けなさいということになってしまうのです。私たちは、彼の信仰の在り方に疑問を感じない訳にはいきません。どこかおかしいのです。◇主イエスの御ことば(15,16)から教えられねばなりません。先ず主は<偽善者たち>と厳しく臨んでおられます。<…たち>ですから、彼ひとりだけでなく、彼のような人が多いということになります。私たちも、こういう類の偽善があることに気づかねばなりません。主イエスの教えには、むずかしいことは何もありません。<牛やろば>だけでなく、人も生きているのです。ただ一律に御ことばを機械的に守ることで、はたして本当に神に従っていることになるのでしょうか。考えさせられます。


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