浦和聖書バプテスト教会

《悪を行う者に対して》

2016-02-21

悪を行う者に対して腹を立てるな。不正を行う者に対してねたみを起こすな。    (詩篇37:1)

 この聖句も、ある人たちには誤解されています。これは決して、悪者をただ黙って見逃せと言っているのではありません。◇誰にも腹を立てたことがあると思います。その時を想い起せば、それが本来の自分の姿を失っている情態であることにすぐ気づきます。腹を立てている時は、ある種の興奮状態にあるのです。異常な感情の高まりです。その激しい感情に任せて事を行うと、たいてい失敗や取り返しのつかないことを仕出かしてしまうのです。v8はこのことを説いていると言えるでしょう。ですから<腹を立てるな。>とは、悪者に対しても、義を貫いた冷静で理性的な対応をしなさいという意味を含んでいるのです。◇<ねたみを起こすな。>も同じように解釈しなければなりません。不正を行ってぼろ儲けをしてるような人に対しても、その手に入れた富の魅力に動かされて、うらやんだりねたんだりしたら、自分のほうが罪に陥ってしまうのです。実際にそういう人がいなくはありません。不正そのものをうらやむ人はいないでしょうが、それによって得た益には動かされてしまう危険があるのです。◇しかし、幸いなことに、神のみことばは、このような否定的な教えにとどまらず、さらに肯定的、積極的な教えを忘れてはいないのです。それがv3,5,7です。罪を犯さないだけでは、クリスチャンの生き方はまだ消極的です。<主に信頼して善を行え。>であります。悪を行わないのは当たり前。それ以上に、神を信頼して善を行うところに自分の生き方を定めていかねばなりません。この積極性に関しては、私たちはまだまだ乏しいのではないでしょうか。悪に陥らないためだけに汲々としている生き方は、何となく律法主義者の匂いがします。


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