浦和聖書バプテスト教会

《獅子の穴》

2002-10-20

大臣や太守たちは、国政についてダニエルを訴える口実を見つけようと努めたが、何の口実も欠点も見つけることができなかった。 (ダニエル書6:4)

 

古代バビロニヤ帝国のネブカデネザル王の死後、メディア人のダリヨスが王位を引き継いだ。ダニエルは3人の大臣の一人であり、神の霊が宿っていたので際立って優れていた。そのため、ほかの大臣や太守たちは嫉妬し、訴える口実を探した。どうしても、彼を陥れることができなかった彼らは、ダニエルが、日に三度主に祈りを捧げていることをつかみ、「王以外のものに祈るものはライオンの穴に投げ込むという法令を王に作らせた。彼らの奸計にかかったダニエルは、法令のもと獅子の穴に投げ込まれた。◇妬み、羨望というものは、あまりに遠くの人、あまりに違う人を羨望することはありえない。より強い妬みは、一人が成功し、ほかの一人は成功しないというような、仲間の間で生じる。妬みは、行動することを断念し、目標をさえも放棄する。ただ、彼が不成功に終わればと願う。◇この願望はたとえクリスチャンであっても解消しにくい罪のひとつではないでしょうか。御心を忘れ、御心に集中するのではなく、競争者、成功者のことばかり考え、その人々に羨望を抱いているとすれば、そういう不毛な怨恨を抱くことで自分のエネルギーを浪費するだけでなく、自分が盲目にすらなりかねないものであります。まさに、妬み、羨望とは私たちが目指すべき御心から遠ざけているものを探している姿にほかなりません。◇それゆえに、何をするにしても、唯一の救いは、全力で十字架を負い、その目指すべき御心を追い求めていくことのほかに、羨望や妬みから救われていくことはできないのです。(文:高木)


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