浦和聖書バプテスト教会

5月, 2011年

《試練と神の愛》

2011-05-29

  主はその愛する者を懲らしめ、受け入れるすべての子に、むちを加えられるからである。」訓練と思って耐え忍びなさい。     (ヘブル12:6,7a)

 人生になぜ試練があるのか。聖書はその理由を神の愛であると伝えているのです。◇これは私たちの持っている生まれつきの感覚とは大きく違います。誰だって苦しみに会った時、それが神の愛であるとは感じられません。かえって、多くの詩篇著者が告白してるように、苦しみの中では人は神に見捨てられたと感じるものです。しかし私たちは、自分の感覚に欺かれてはなりません。動かされてもなりません。試練は神の愛の表れなのです。ここに先ず、試練を本能的な感覚で捉えるのではなく、信仰によって捉え直さねばならない信仰上の課題が確認されねばなりません。私たちは今や神の子どもなのです。◇ですから、様々な試練に会ったときには、そこに神の愛を信じ確認せねばなりません。<訓練と思って耐え忍びなさい。神はあなたがたを子として扱っておられるのです。>(7) 何の躾け(訓練)も受けず、ただ甘やかされて育った子どもを見てください。今そういう若者が多くなって様々な社会問題を引き起こしているのです。自分のしたいことが通れば平気で人としての枠を破る。逆に思い通りにならないとすぐ行き詰る。自分の人生を困難を乗り越えて築き上て行く力がないのです。◇私たちは主から訓練を受けねばなりません。何よりも、聖さを身につけねばなりません(10)。聖くなければ、神を見ることはできないからです(14)。今日のクリスチャンが抱えている大きな課題がこれです。神様を信じているのに、自分の実際の生活の中では主を見い出せないのです。試練は私たちを罪から聖めるための主からの訓練なのです。人生のさまざまな試練の中に、このような神様の愛の取り扱いを見てる人は幸いです。

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《愛は神から出ている》

2011-05-24

  愛する者たち。私たちは、互いに愛し合いましょう。愛は神から出ているのです。 (Ⅰヨハネ4:7)

 今回の特別集会のテーマは「神の愛」です。◇まず何よりも、愛が神から出ているということを覚えていただきたいと思います。互いに愛し合うというと、人から出て人に向かい、互いにそれがなされることと考えられていますが、それだけですと、いつになっても愛は定まりません。ある人が意地悪く「人が十人集まれば十一の愛が生じる」と言いましたが、人が自分勝手に「これが愛だ」と考えているところに、今日の人間関係の混乱があると言えるのです。愛が神から出ているのなら、私たちは先ず、その神の愛を知る必要があるのです。私たち人間に表わされた神の愛、それが原点です。◇不思議に思われるかもしれませんが、聖書は、イエス・キリストの十字架の死にこそ神の最高で無比の愛が示されていると告げているのです。キリストはこの地上におられたときに<人がその友のためにいのちを捨てるという、これよりも大きな愛はだれも持っていません。>(ヨハネ15:13)と語られましたが、このことばの通りに、私たちの友となってくださり、その生涯の終わりには私たちのために死んでくださったのです。◇聖書は次のようにも語っています。<しかし私たちがまだ罪人であったとき、キリストが私たちのために死んでくださったことにより、神は私たちに対するご自身の愛を明らかにしておられます。>(ローマ5:8)。自分のいのちを罪人のために犠牲にするとは、観ようによっては愚かです。誰だって、もし自分が死ぬのなら価値あるもののために死にたいと願うでしょう。やがて滅ぼされる罪人のために死ぬなどとは、水の上にパンを投げるようなものです(伝道者の書)。しかし、この十字架の愚かさこそが私たちの救いであり、従って神の最高の愛なのです。

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《主に従う喜びを知る》

2011-05-15

   すると、すぐに、彼らは網を捨て置いて従った。 (マルコ1:18)

 主イエスに従うことが信仰生活の大きな喜びであることをどれだけの人が知っているでしょうか。◇残念なことに、「従う」ということばを耳にするだけで、多くの人が喜びとは反対のことをイメージしてしまうようです。実際にこの世の中の生活では、従うことにはたいてい苦しいことが伴います。職場で上司に従う、学校で先生に従う、家で親に従う等、みんな同じ面があります。自分の自由が奪われ、窮屈な生き方を強いられれると思ってしまうのです。しかし、主イエスに従うことは、それとはまったく違います。<キリストは、自由を得させるために、私たちを解放してくださいました。>(ガラテヤ5:1)とあります。主に従ったとき、私たちは心の自由を喜び楽しむことができるのです。◇こんなことを考えてみてください。法律を破ってあくどいことをやって得してる人がいたとします。その人は、本人は得したと思っていても、いつ警察に捕まるか分からない危険と不安の中にいるのです。実はこれが神様に従っていない人の姿なのです。自分では思いのまま、自由にやっていると思っていても、その人生には本当の自由と平安はないのです。それは、いつ神の怒りに触れるか分からない、きわめて危険な自由なのです。喜べるはずがありません。◇対して神様に従っているなら、何も心配することも恐れることもありません。生きることを自由に楽しむことができるのです。最初の弟子たちは、主イエスに声をかけられたとき、網を捨て置いて従いました。ここから、後のあのすばらしいペテロやヨハネの歩みが始まっているのです。私たちも、自分の何かを捨て置いて、主イエス・キリストに従い出さねばなりません。従うことに、真の自由と平安があるのです。

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《変えられたヤコブ》

2011-05-08

  その後、キリストはヤコブに現れ、それから使徒たち全部に現れました。 (Ⅰコリント15:7)

 主の兄弟ヤコブの歩みを辿ってみると、興味深いことが分かってきます。◇まず彼は、初めから主イエスを救い主と信じていたのではないことが分かります(ヨハネ7:1~9)。この時点では、彼は肉親の情に動かされ、世的な考えに支配されていたことが分かります。v5では<兄弟たちもイエスを信じていなかったのである。>と明言されています。ところが主イエスの復活後には、彼は突如として教会の集まりに登場しているのです(使徒1:14)。これは、主イエスの復活、そして昇天の直後の記述です。さらに、使徒15:12~21を見ると、あの重大な決定がなされたエルサレム会議(AD50年)の最終的なまとめ役を彼が務めているのです。◇彼の人生に何が起こったのでしょう。明らかに、復活したイエスに会ったことで、変えられたのです。信じない者から信じる者に変ったのです。この変化がどうして起こったのか、常識的に私たちにも想像できます。あのむごたらしい十字架を見届けた時には、彼の心は深い悲しみと怒りに占領されていたでしょう。主は彼の兄弟なのですから。しかし、その主がよみがえって現れてくださったのですから、これはもう単なる喜びとは訳が違います。頭の中で考える理屈など、どうでもよいのです。彼は身をもってキリストの死と復活を知ったのです。変らざるを得ません。◇聖書は、彼にどんな時にどんな風に主が現れたのかについては沈黙しています。順番から言うと、どうも最後のほうのようですが、主はご自分の兄弟を死と絶望の中に置き去りにするようなことはなさらなかったのです。少し後に書いた手紙の冒頭で、ヤコブは自分のことを<神と主イエス・キリストのしもべ>(ヤコブ1:Ⅰ)と記しています。

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《トマスの苦しみ》

2011-05-08

  「イエスは彼に言われた。「あなたはわたしを見たから信じたのですか。見ずに信じる者は幸いです。」 (ヨハネ22:29)

 先週のイースター礼拝で、主の直弟子たちは、イエスの復活を信じる必要がなかったとお話しました。◇ところがひとりだけ、信じる必要のある人物がいたのです。トマスです。彼は、復活したイエスが現われた時、何らかの理由でそこに居合わせることができませんでした(24)。この時から彼の苦しみが始まります。信じることのできない苦しみです(25)。そしてこのことは当然、仲間の兄弟たちといっしょに主の復活を喜べないことになります。主の復活に沸き立っていた仲間からひとりはずれて、彼は孤立感を深めていったでしょう。彼にとっては、辛く、悶々とした一週間だったのです。◇私たちは、彼の姿に、合理主義に束縛されて信じられなくなっている現代人の姿を重ねて見ることができます。実証されたものしか信じ受け入れようとしない現代人は、神を見失い、イエス・キリストの復活も神話とせざるを得ないのです。しかも、キリストの復活をあり得ないことと決め付けた時、そこには何の検証もなされていない実に不合理なある種の信仰があることに気付いていません。キリストが復活しなかったという証拠は、なにひとつ挙げることは出来ないのです。真摯に検証を進めれば、誰もキリストの復活を否定できなくなるでしょう。◇ポツンととり残されたトマスをあわれんでくださり、主イエスは一週間後に彼に現れてくださいました。そして、十字架の御傷を示して(実証主義に答えて)、「信じない者にならないで、信じる者になりなさい。」と語りかけておられるのです。言うまでもなく、あの<五百人>(Ⅰコリント15:6)の人々の中心に、このトマスがいたことは誰にも想像できるでしょう。

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