浦和聖書バプテスト教会

4月, 2012年

《重荷を神にゆだねる》

2012-04-29

あなたの重荷を主にゆだねよ。主は、あなたのことを心配してくださる。 (詩篇55:22)

 

 

ひとことで『人生の重荷』と言っても、様々なケースがあります。◇ダビデの場合は、激しい敵の迫害でした(3)。このために、彼は大変な苦しみの中にあったのです。<死の恐怖が、私を襲っています。>と告白しています。しかも、この迫害から逃れる術もなかったのです(6~8)。さらに加えて、こういう迫害の中で、同輩や親友が彼を裏切って行きました(12~15)。孤独、絶望、死の恐怖。こういう苦しみの真っ只中で、ダビデは、主なる神にすべてをゆだねることを学ばさせられたのです。◇これまで<私>で語られてきた詩篇が、v22で<あなた>という呼びかけになっていることに注意しなければなりません。ダビデは自分の重い経験を通して得た貴重な学びを読者に勧めているのです。彼は、苦しみを通してひとつの確信に至っています。それがv22後半のことばです。彼は、自らの罪の故に苦しんだのではありません。また、敵の激しい迫害の中で苦し紛れに罪を犯してしまったのでもありません。どんな時にも、主の前に正しい在り方を貫き通したのです。その結果の確信がv22のことばです。◇私たちの現実の姿について考えさせられるではありませんか。私たちは、ゆだねられないから罪を犯すのです。加えて、罪を犯してしまうからさらにゆだねられなくなってしまうのです。人生が悪循環を繰り返すときは、こんな風に恵みから堕ちてゆくのです。信仰によってゆだねることは、この悪循環を断ち切ることなのです。<主は決して、正しい者がゆるがされるようにはなさらない。>この確信にたって、どんな苦しみに中でも、どんな理不尽な重荷を背負わせられても、主なる神の前に正しく在り続けること、これがゆだねる者の姿なのです。アーメン。

音声はこちら

《救いを得た人得ない人》

2012-04-22

 

イエスは彼に言われた。「きょう、救いがこの家に来ました。 (ルカ19:9)

 

 

主イエスの救いを得た人と得ない人とでは、その人生がどのように違ってくるのでしょう。論より証拠、ふたりの人物を見比べてみましょう。◇ひとりは、ルカ18:18~23に出てくる<ある役人>です。どうやら彼は、小さいときから戒めを守って真面目に生きてきたようです(20)。しかも若くして社会的な地位を得(役人)、<たいへんな金持ち>でもありました(23)。世の中では、こういう人を「立派な恵まれた人」というのでしょう。しかし彼は、救われてはいなかったのです。だからある時、救いを求めて主イエスを訪ねてきたのです(18)。しかし、主イエスの丁寧な語りかけにもかかわらず、彼は救われないままで去って行きました。しかも、<非常に悲しんだ>ままで。◇これに比べてザアカイのほうは(ルカ19:1~10)、とんでもない罪の生活をしていた人です。彼はお金の亡者で、他人から<だまし取る>ようなあくどいことを平気で行っていたのです。こういう人ですから、救いを求めるなどと言ったことにはまるで関心がなかったでしょう。しかし主イエスと出会い、彼は救われます。その変り様には、私たちも感動を覚えます(8)。彼はみずから進んで罪を告白し、償いをなそうとしているのです。◇私たちは、このふたりの人生の違いに注目しなければなりません。ひとりは真面目に生きて来たのに救われないまま、かえって悲しみを抱えたまま同じ人生を続けていくのです。しかしザアカイのほうは、主イエスを受け入れ、救われ、それまでとはまったく違った心を得、まったく新しい生き方を始めてゆくのです。どちらが神の前によろこばしい人生か、論ずるまでもないでしょう。救いは理屈ではありません。主イエスを受け入れることによって生じる新しい変化、生まれ変わりなのです。
音声はこちら

《主の救いを知れる者は》

2012-04-15

主は私のほうに身を傾け・・・私を・・泥沼から引き上げてくださった。そして私の足を巌の上に置き・・・(詩篇40:1,2)

 

 

この詩篇には、主の救いを受けた者がその後の人生をどのように歩むかが示されていて興味深いものがあります。◇先ずv1,2で、自分が経験した主の救いを明らかにします。彼は<滅びの穴><泥沼から>引き上げられて<巌の上に>立たせていただいたのです。これは真に救われているクリスチャンなら、誰でも必ず経験してることです。私たちもかつては<泥沼>の中でもがいていたのです。そして、もがけばもがくほど深みに沈むばかりでした。しかし、<引き上げられた>のです。そして、揺るぐことのない<巌の上に>立たせていただいたのです。これが主イエス・キリストの救いです。◇ところがこの詩篇の最後のほうに目を移すと、彼は再び主の救いを祈り求めているのです(13~15)。これをどう考えたらよいのでしょうか。本当は救われていなかったのでしょうか。ちがいます。彼は、現実の戦いに挑んでいるのです。どうやら彼は何らかの<わざわい>を受け、敵の激しい攻撃と非難にさらされていたのです。生々しい人生の戦いです。しかし彼は、ひるんではいません。ただ嘆くだけでもないのです。現実的な主の救いを求めているのです。◇ここに私たちは、<巌の上に>置かれた者の姿を確認しなければなりません。戦いから逃げ出したり、嘆いたり、始めからあきらめたりしていないのです。巌の上に立って、今度は現実的な救いを求めて、果敢に人生の戦いに挑んでいるのです。私たちは、主の救い(巌)を知っているからこそ、こういう風に現実の戦いに向かうことが出来るのです。人生は戦いです。主イエスの救いに与っているから、逃げ出さないで、この戦いに挑むことが出来るのです。ハレルヤ。
音声はこちら

《主はよみがえった》

2012-04-08

「あなたがたは、なぜ生きている方を死人の中で捜すのですか。ここにはおられません。よみがえられたのです。」(ルカ24:5,6)

 

 

聖書を追ってみると、少なくとも三度は、主はご自分が殺されること、しかし、そのままでなくよみがえることを予告しておられます。けれども弟子たちの誰も、このことを信じてはいなかったのです。◇この朝も、数人の女性たちは、イエスの遺体に香油を塗ってあげようと墓に向かったのです。墓の中にイエスのからだがあることを少しも疑ってはいませんでした。女たちの心配は、墓を封印してある大きな石を誰がどけてくれるだろうかでした。ところが墓に着いてみると、すでに石はのけられ、墓は空っぽだったのです。冒頭の聖句は、この時途方にくれていた彼女たちに御使いが告げたことばです。◇女たちは<なぜ生きている方を死人の中で捜すのですか。>と問われています。この女たちの姿は、今の私たちの姿によく似ていないでしょうか。多くの人が、イエス・キリストを過去の偉大な人物のひとりと考えているからです。しかし、どんなに偉大な人物であろうと、その人たちは全員が死んで墓に収められているのです。ここがまったく違います。主イエスは<ここには(墓の中には)おられません。>と言われるお方なのです。よみがえられて、今も生きておられるのです。使徒1:3、またⅠコリント書15:3~6を読んでみましょう。私たちは、生きている方を死人の中で捜すような愚かなことは止めねばなりません。◇主イエスはよみがえられ、今も私たちのうちに生きておられるのです。<確かに、神は、私たちひとりひとりから遠く離れてはおられません。私たちは、神の中に生き、動き、また存在しているのです。>(使徒17:27,28)。私たちは、生きておられる方を生きておられる方として求めねばならないのです。
音声はこちら

《何を目標に定めるか》

2012-04-01

彼が近寄ってきたので「わたしに何をしてほしいのか」と尋ねられると、彼は「主よ。目が見えるようになることです」と言った。(ルカ18:41)

 

人生、何を目標に定めるかで祈り求めるものが決まってきます。ふたりの人物に目を向けてみましょう。◇ひとりはルカ18:35~に出てくる<盲人>です。平行記事を見ますと、彼はバルテマイと呼ばれています。彼は主イエスに、目が見えるようになることを願い求めました。目の見えない者が見えるようになることを求める。これは当たり前のように思えますが、実はこれがなかなか出来ないのです。もうひとりは、使徒3:1~に出てくる<生まれつき足のなえた人>です。彼もこの障害の故に、バルテマイと同じように<物ごい>をしていました。物ごいが何か<施し>を求める。これも当たり前のように思えますが、実は両者には大きな違いがあることに気付かされます。◇前者は「的を射た求め」、後者は「的をはずした求め」と言えないでしょうか。その違いを挙げれば、前者が人生を永続的に支えるものを求めたのに対して、後者は一時的な喜びを求めたに過ぎないのです。これには留意しなければなりません。人生の根本的な解決か、一時的な目先だけの喜びか、という違いとして捉えることも出来るでしょう。◇幸いなことに両者とも主イエスの恵みに与っていますが、『主に何を求めるか』という観点に立ってみると考えさせられるではありませんか。圧倒的に後者のような求めをしてる人が多いのではないでしょうか。新年度に入ったこの時に、改めて、自分の求める姿勢を吟味したいものです。一番いけないのは、主に何も求めていないことです。自足してしまっていませんか。加えて『的を射た求め』ができているかです。罪ということばの原義が「まとはずれ」であることを想い起さねばなりません。

音声はこちら


最近のメッセージ

年月別メッセージ

アクセスカウンター

  • 今日:172   昨日:125
  • Total:183784   Online User: 0