浦和聖書バプテスト教会

7月, 2012年

《主の診断を受ける》

2012-07-29

 

主よ。私を調べ、私を試みてください。私の思いと私の心をためしてください。(詩篇26:2)

 

からだのことでは、年に一度ぐらいは健康診断を受けるでしょう。しかし、心や魂のことはどうでしょう。何もしてない人が多いのではないでしょうか。◇私たちが今生きている時代は、外にも大変なことが生じていますが、心の中にも大変なことが起こっているのです。人の生活は心から崩れていきます。心の病(広い意味で)が外に現れてから右往左往するのでは遅すぎです。定期的に、心や魂の検診を受ける必要があるのです。もち論自己診断はいけません。自己診断はたいてい自分を義としてしまうからです。◇クリスチャン人生の素晴らしいところは、自分の魂の主治医を持っていることです。主イエス・キリストです。主は定期的どころか、常に私たちとともにいてくださり、私を調べ、試みてくださるのです。ダビデの祈りに目を向けねばなりません。彼は、心の診断を主にお願いしてるのです。今すでに悪いところがないか、以前に比べて弱っているところはないか。からだの健康と違うところは、魂の健康には老化現象がありません(Ⅱコリント4:16)。魂は日々新たにされて行かねばなりません。日々、天の御国に近づいていくのですから。◇この主の診断によって責められるところのない人は幸いです。その人は初めてダビデのように祈ることができるからです(v9)。これは世にある私たちの現実の祈りです(詩28:3)。罪人と同じ歩みをしてしまったら、どうしてこのように祈れるでしょう。「信仰による恵み」という教えを履き違えてはなりません。主の診断を受けて、何も責められるとことがないからこう祈れるのです。毒麦の種を蒔けば毒麦の芽が出るのです。人は種を蒔けばその刈り取りもすることになります(ガラテヤ5:7)。加えて、私たちにもダビデような決意が必要です(v4~7)。

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《主の小道を行く》

2012-07-22

 

主よ。あなたの道を私に知らせ、あなたの小道を私に教えてください。(詩篇25:4)

 

「大きいことはよいことだ」とか「大は小を兼ねる」とか言われます。しかし、私たちの人生においてもそうなのでしょうか。◇ありのままの現実に目を向けねばなりません。自分にとって大きすぎる人生を負わせられて疲れ果てている人がどれほどいることでしょうか。少しでも上を目指すという志向性を中心に据えた人生観を見直さねばならない事態に直面しているのではないでしょうか。私たちの社会はこれまで、競争と成長という理念を一体化した在り方で走ってきました。その結果、今日の豊かな社会を築き上げてきたのでしょうが、気付いてみれば、みんな疲れ果てているのです。神に従う人生は、決してこういう人生ではないはずです。◇最も偉大な王ダビデが、神に従う人生を<小道>と言っているのには注目しなければなりません。死闘を繰り返しつつ、後にも先にもない巨大王国を築き上げたダビデがこう言うのです。客観的な規準はないのです。これは、主イエスのことばを借りれば<負いやすく>(ここちよい)といったような意味です(マタイ11:30)。なぜなら<主の小道はみな恵みと、まことである。>(10)からです。<いつくしみ深い>主は、この道を<罪人に教えてくださる>のです(8)。罪人に教えてくださるから<いつくしみ>なのです。私たちも、その罪人のひとりです。◇これからの私たちは、この<主の小道>を選んで生きてゆかねばなりません(12)。主は、この道を<主を恐れる人>に教えられるのです。心の中に恐れる人格的存在を何も持っていない現代人の姿ほど危険なものはありません。心に恐れるものがなければ、何をしてもよいのです。その結果、多くの人が選んではいけない道を選んでいるのです。今こそ主を恐れて生きることを学ばねばなりません。
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《正しい訴えをなす》

2012-07-15

 

主よ。聞いてください。正しい訴えを。 (詩篇17:1)

 

表題には<ダビデの祈り>とありますが、これは、主の救いを求めたダビデの訴えです。v2には<私のためのさばきが御前から出て・・・>とあります。正しい者にとっては、主のさばきは救いなのです。◇まずダビデがどんな問題の中にあったかを見ておきましょう((v9~12)。詳しい状況は分かりませんが、彼は悪者に襲われ、<貪欲な敵>から攻撃を受けていたようです。これは大変激しく危険なものであって、彼は敵の姿を<引き裂こうとねらっている獅子>のようだと言っています。この敵は、自分を<地に投げ倒そうとしている>とも語っています。ダビデは、こういう危険と苦しみの中で<正しい訴え>をなしたのです。◇そこで分かってくることは、正しい訴えとは、苦しみの原因が自分自身にない、ということです。ダビデは、夜、主の御前で静まった時に、自分の心を主にさぐってもらっています(3)。加えて、行いについても主のみことばに忠実に従っていたのです(4)。心に責められるところなく、行いにも落ち度がない。正しい訴えは、少なくともこういう状態からなされねばなりません。もし苦しみの原因が自分にあるなら、主の救いを求める前に先ず悔い改める必要があるのです。<人は種を蒔けば、その刈り取りもすることになります。>(ガラテヤ5:7)。◇最期に、正しい訴えができた人の姿に目を留めましょう(15)。ダビデは、正しい訴えで主の御顔を仰ぎ見ることができると言います。そして、主の御姿に満ち足りることになると告白します。しかもこれが、これから起こることとして告白されているのです。ここに、主のさばきに心を寄せ、主の救いを確信しているひとりの信仰者の姿を見るではありませんか。

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《よくなったのだから》

2012-07-08

「見なさい。あなたはよくなった。もう罪を犯してはなりません。そうでないと… (ヨハネ5:14)

 

38年もの間病に囚われていた人が、主イエスによってその病から解放されました。その直後に主が彼に語ったみことばです。これも非常に今日的意義を持った戒めです。◇先ず主は、彼によくなったことを確認させています。<宮の中で彼を見つけて>といわれていますから、彼はようやっと普通のユダヤ人のように宮に入ることができるようになったのです。病の回復は、彼の社会的身分も回復しています。私たちも、実はここから出発しなければなりません。主イエスに出会ってから何がよくなっているでしょう。もし何もよくなっていないなら、その人はまだ主と出会っていないのです。そんな筈はないでしょう。◇次に主は<もう罪を犯してはなりません。>と言われます。今日、私たちにとって大切な戒めはこれです。救いをいただいてよくなったのに、また元の罪の生活に戻るなら、それは何のための救いなのでしょう。救われた者なら、それにふさわしい聖別された生き方があるのです。主は続けて言われます。<そうでないともっと悪いことがあなたの身に起こるから。」> 別のところで(マタイ12:43~45)主は、このことを分かりやすく説き明かしています。人は、霊の世界から崩れてゆくのです。◇ペテロのメッセージは現実的です(Ⅱペテロ2:20~22)。<終わりの状態は、初めの状態よりももっと悪いものとなる>という言い回しには心を留めねばなりません。甘く考えていてはいけないのです。主を恐れねばなりません。幾人かの者が、そのような歩みの中にあるからです。私たちは、決して<豚>に成り下がってはならないのです。よくなったのですから、少なくとも与えられた恵みを失わないような生活を心掛けねばならないのです。

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《十戒の今日的意義》

2012-07-01

わたしが来たのは律法や預言者を廃棄するためだと思ってはなりません。・・・・成就するために来たのです。  (マタイ5:17)

 

私たちは、律法の持つ今日的意義を学んでいます。きょうは、モーセ十戒(出エジプト記20章)を通して考えてみたいと思います。◇十戒は前半(第1~4戒)と後半(第5~10戒)に分けることが出来ます。前半は神に対して守るべき戒めであり、後半は人に対して守るべきものです。問題は、これが今日どのように受け止められているかです。誰もが認めざるを得ないことですが、人は前半をまったく反古にしてしまい、かろうじて後半だけは認めているという状態です。そして恐ろしいことに、後半の戒めさえも、今日では非常に軽くみなされるようになってきているのです。◇しかし、私たちは、改めて主イエスの冒頭のみことばを心に置かねばなりません。主イエスは、律法の要求を満たすためにこの世に来られたのです。それは、律法を完全に守り行うという模範を残すためではなく、十字架の贖いを通して私たちを神の義に生きる新しい者へと生まれ変わらせるためなのです。主は続けて次のように語っておられます。<もしあなたがたの義が、律法学者やパリサイ人の義にまさるものでないなら、あなたがたは決して天の御国に入れません。>(同20)。◇クリスチャンと呼ばれている人たちが罪の荒波に呑み込まれていく時代です。改めて、十戒の示す意義を心にしっかり据えねばならないのではないでしょうか。罪の支配の中にある者が罪を犯すのは当たり前です。しかし、十字架によって罪から解放された者が罪を犯すから重いのです。<だれでも神から生まれた者は、罪を犯しません。・・・その人は神から生まれたので、罪を犯すことができないのです。>(Ⅰヨハネ3:9)  私たちは、こうであるはずです。

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