浦和聖書バプテスト教会

12月, 2012年

《この年をしめくくる》

2012-12-30

 

 見よ。わたしは新しいことをする。今、もうそれが起ころうとしている。 (イザヤ43:19)

 

私たちは、この一年を25:1の御ことばで歩み始めました。今、この一年を43:18,19の御ことばでしめくくりたいと思います。◇先ずv18。正直に感想を述べさせていただければ、この一年はあまりに色々な事がありすぎて、主をほめたたえる思いがだいぶ削がれてしまったように感じます。愛兄姉はどうだったでしょう。「満足の行くまで主をほめたたえることができた」と言える人は少ないのではないでしょうか。しかし、幸いなことに、今私たちは、主の守りの中で新しい年に向かおうとしています。先の事に悩まされたり、思い煩いや後悔を引きずったままで新しい年を迎えたくありません。主は<思い出すな><考えるな>と言われるのです。◇次に主は続けて<見よ。わたしは新しい事をする。>と言われます(19a)。しかも、もうそれが起ころうとしている、と言われるのです。愛の神は、ご自分の民に、常に新しい計画を推し進めようとしておられるのです。私たちは、これを信じなければなりません。たとえ私たちの目には、暗く沈んだ世しか映らなくてもです。私たちは、世を頼りに生きる者ではないのです。いつくしみと希望の神の御手の中に生かされているのです。◇では最後に、どんな<新しい事>が起こるのでしょう。19節後半の御ことばに目を留めましょう。<荒野に道><荒地に川>を設ける、と主は言われます。暗示的です。道なき所に道が開かれ、死の世界にいのちが漲るというのです。具体的、実際的にこれがどんな事を指しているのか、私たちは新しい年の歩みにおいて確かめねばなりません。「それが起こる」と信じるのが今の私たちです。「それが起こった」と確認するのが来年の私たちであらねばなりません。祝福を祈ります。
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《御子は与えられた》

2012-12-23

 

  神は、実に、そのひとり子をお与えになったほどに、世を愛された。それは御子を信じる者が・・・ (ヨハネ3:16)

 

このクリスマスの日に、ただひとつの事に注目したいと思います。それは、御子イエス・キリストは、私たちの救い主として、私たちに<与えられた>ということです。◇<与えられた>ということを少しドライな言い方をすれば、所有が神の御手から私たち人間に移ったということです。もっとドライな言い方をすれば、人は御子を自分の意志で自由に扱うことができるようになったということです。ここにすでに「信仰による救い」という教理が暗示されているのです。神は、人間の自由を奪って、強制して救うようなお方ではありません。救いが強制であるなら、それはたちまち愛ではなくなってしまうのです。◇では、人はこの<与えられた>御子をどのように扱ったのでしょうか。ペンテコステのペテロのことばを借りたいと思います(使徒2:36)。今日でもまったく同じです。人は、神の愛の極みである御子を、自分の思いで抹殺しているのです。福音書には、この「人の姿」を預言するようなたとえ話があります(マタイ21:33~39)。神に対する背きの罪は、御子の十字架においてピークに達しているのです。人の犯す最も大きな罪は、神が遣わされた救い主御子を、みずからの思いで殺してしまうことなのです。◇それでは神は、人の救いに失敗してしまったのでしょうか。否!です。神は、はじめから、すべてを予知しておられたのです(使徒2:23)。主イエスも、はじめから、ご自分の十字架を知っておられたではありませんか(マタイ16:21)。すごいことです。神は、人間が犯した最大の罪を、人間の救いの成就する時としたのです。ハレルヤ。私たちは、クリスマスの出来事を、ここから遡って見なければならないのです。
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《何のために来られたか》

2012-12-16

 

マリヤは男の子を産みます。その名をイエスとつけなさい。この方こそ、ご自分の民をその罪から救ってくださる方です。」 (マタイ1:21)

 

御使いがヨセフに語ったことばです。明確に、主イエスは私たちを罪から救うために来てくださったと告げられています。◇人の願いと神の考えとは、何とかけ離れていることでしょう。ほとんどの人が、自分たちの一番大切な問題を他のことに置いています。そして、そのことに(神の)救いが現されればよいと願っているのです。罪のことは二の次三の次・・・否、ほとんど考えていないのです。もし人の願っていることが最も重要なことであるなら、確かに神様はその救いのために主イエスを遣わしてくださったでしょう。しかし、神様は初めから、人間にとって何が一番重要で深刻な問題であるかを知っておられたのです。◇罪の解決のないところには、真の幸いはありません。この地上に生じている諸々の問題に目を留めてみてください。それも表面的な事だけでなく、何故それが起こっているのか、根源的なところまで見てください。人間の抱えているすべての問題の根源に常に罪があるのです。愛の神は、私たちに一時的・表面的な救いを与えるためではなく、この根源的な問題を解決するために御子を遣わしてくださったのです。十字架は、罪からの救い以外の何ものでもありません。◇加えて、罪の解決なくしては、人は絶対に天の御国に入ることはできません。天国はまったく罪のない世界だからです。神の栄光だけが輝いているのです。聖書はこのことを明確に伝えています(ローマ6:23)。永遠の死か、永遠のいのちか。私たちにはこの二つの道しかないのです。今、私たちはどちらの道に立っているでしょうか。パウロは<私たちの国籍は天にあります。>(ピリピ3:20)と確言します。私たちはどう告白できるのでしょう。
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《遣わされた神の御子》

2012-12-09

 

 神はご自分の御子を、罪のために、罪深い肉と同じような形でお遣わしになり、肉において罪を処罰されたのです。 (ローマ8:3b)

 

この短い聖句には、クリスマスのすべてが説き明かされているといってよいでしょう。◇先ず第一に覚えたいことは、主イエスは「神の御子」であられたということです。<神はご自分の御子を>と言われています。有名なヨハネ福音書3:16のみことばも同じです。そこでは<そのひとり子を>と言われています。これは「比類のない、独自の御子」という意味です。私たちは安易に「神が人になられた」と言いますが、ここには後にも先にもない、時間の中で神がなされたたった一度切りの驚くべきみわざが啓示されているのです。◇では、神は何のためにこのようなことをなされたのでしょうか。<罪のために>と言われています。もち論、私たちを罪とその結果である死から救い出すためです。そのために御子は、どうしても<罪深い肉と同じような形>を採らねばならなかったのです。全人類を代表するためです。人にならなければ人の代表にはなれません。しかも、私たちと同じ罪人になってしまっては代表者としての資格は失われてしまいます。代表は、罪のない人となられた神の御子ひとりしかおられないのです。◇最後に<肉において罪を処罰された>ということばに注目しましょう。言うまでもなく、これが主イエスの十字架の死です。世の人々がキリストの十字架をどう見ようと何と言おうと、絶対者であられる神が、あの十字架において私たちのすべてのそむきの罪を処罰されたのです。神がそうされたのに、人はそれに対して何を口答えできるでしょう。神のなさることにはただ従がうことしかないのです。従がったから<今は、キリスト・イエスにある者が罪に定められることは決してありません。>(1)となったのです。
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《試練を通らせられて》(2)

2012-12-02

 見よ。わたしはあなたを練ったが、銀の場合とは違う。わたしは悩みの炉であなたを試みた。 (イザヤ48:10)

 

人生の諸々の苦しみや悩みをマイナスの意味でしか捉えられないところに、私たちの一般的な姿があります。しかし神様の計画は、まったく違うのです。◇この一連の聖句は、バビロン捕囚という屈辱的な出来事さえ、神の目的のため、イスラエルの誉れのために仕組まれたものであることを明らかにしています。主は<わたしのため、わたしのために、わたしはこれを行う。>と言われるのです。また<わたしはわたしの栄光を他の者には与えない。>とも言われます。神の民が神の栄光を現せないでいることは、神の沽券に関わるのです。言うまでもなく、これは今日では私たちクリスチャンに当てはまります。◇ですから私たちは先ず、苦しみや悩みをマイナスに捉えることを止めねばなりません。神にあっては、すべてが前向きなのです。パウロのことばにも耳を傾けましょう(ローマ8:18,28)。愛と恵みの神は、私たちの将来と人生全体を考えて今を計画しておられるのです。従がって私たちは、今という断面で全体を測ってしまってはいけないのです。全体のための今であって、決して今がすべてではないのです。◇大切なことは、今のこの苦しみを通して何を学ぶかです。主は<悩みの炉であなたを試みた>と言われます。銀は火で精錬され、人は悩みで聖められます。決して自暴自棄になってはいけません。バビロン捕囚という屈辱的な出来事さえ、神の民を聖め整えるためだったのです。しかも、70年という年月さえ、神にとってはほんのひと時という断面に過ぎないのです。中にはバビロンで生まれバビロンで死んでいった人も多くいたでしょう。しかし、すべてが神の計画の中にあったのです。
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