浦和聖書バプテスト教会

11月, 2015年

《新しくされた者なのだから》

2015-11-29

 

だれも、真新しい布切れで古い着物の継ぎをするようなことはしません。…また、だれも新しいぶどう酒を古い皮袋に入れるようなことはしません。(マルコ2:21,22)

 

クリスチャンは、キリストに在って新しく造りかえられた者です。当然、その生き方も新しくされねばなりません。◇主イエスのこの二つのたとえは、このことの大切さを教えてくれます。古い生き方とうまくつなげようとしても、信仰生活は破れてしまいます。また、中味が新しくなったのに外側を古いままでいたら、それも破れてしまいます。新しい布は新しい布に、新しいぶどう酒は新しい袋に。これが主イエスの教えです。今はかつてと違わなければならない、内が新しくされたのですから、外も新しくしなければならないのです。◇ところが現実は、これがなかなかうまく行きません。当時のユダヤ人たちもそうでした。彼らは相変わらず断食することが正しい生活と考えていたのです。ですから断食をしないイエスの集団を、誤っていると見ていたのです。習慣とはこわいものです。日々同じように繰り返されていますから、いつの間にかそれが正しい生活と思い込んでいるのです。彼らは、自分の生き方を変えねばならないとは露だに思っていなかったのです。◇Ⅱコリント5:17を引用しましょう。大切な点は、キリストに在るなら新しく造りかえられた者である、ということです。この自覚と認識をしっかり持つ必要があります。古い罪の自分に死に、新しい自分に生まれ変わっているのです。次に大切な点は、自分が変われば、生き方も変わらねばならないということです。<古いものは過ぎ去って、見よ、すべてが新しくなりました。>と語られています。<すべて>です。モノの見方、考え方、感じ方まで、すべてです。信仰生活に破綻をきたすのは、たいていの場合、残されたままになっている古いモノなのです。
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《なぜ罪人を招くためになのか》

2015-11-22

 

わたしは正しい人を招くためではなく、罪人を招くために来たのです。」 (マルコ2:17)

 

主イエスのみことばは、上っ面だけをなぞると当たり前、しかし、よくよく読み込んでいくと、訳が分からないほど深い真理を湛えていることが分かってきます。このみことばもそうです。◇これは決して、正しい人を招かない、従って正しい人は救われる必要がないと言っているのではありません。主イエスは、全世界に共通して存在するある固定観念を打ち破っているのです。その固定観念とは「正しい人は救われるが、罪人は地獄に行く」というような考え方です。我々日本の社会にも、この考え方は根強く残っています。当時のユダヤ人世界では、これが社会階級化していたのです。<罪人や取税人>という言い方がそれをよく現しています。◇これはとんでもないことです。社会的差別と言ってもよいでしょう。<パリサイ人>は、自分は救われている人、<取税人や罪人>は地獄に落ちる人と位置づけていたのです。誰がこんな風に決めたのでしょう。もち論人間です。人が勝手に決めつけているのです。神の救いを人間が自分の規準で決めているのです。主イエスの怒りが伝わってくるような気がします。救いは神のもの、神ご自身が決めるのです。◇<正しい人を招くためではなく>とは、自分は正しいと思っている人は、その正しさで救われると考えていますから、救いに招いてもそれに応じない、というような意味なのです。丈夫な人は医者を必要としないのです。対して<罪人を招くため>とは、彼らは自分の罪を自覚しているから、救われる必要も分かっているので、招きに応じるのです。自分の罪に苦しみ悲しんでいる人は、主イエスの招きが心に響いてくるのではないでしょうか。問題は真実の自覚なのです。ローマ3:23,24。
<すべての人>とは、すべての人なのです。
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《神の愛に応答する》

2015-11-15

 

あなたの重荷を主にゆだねよ。主は、あなたのことを心配してくださる。主は決して、正しい者がゆるがされるようにはなさらない。  (詩篇55:22)

 

神様の愛に現れは多岐にわたります。私たちは、それぞれの場合に的確に応えていく必要があります。愛においても、的外れということはあります。この聖句には、三つの点が示されています。◇先ず分かりやすい点から。神様は、私たちのことを心配していてくださるのです。これは、ちょっと気にかけてくださるというような程度のことではありません。いつも心に置いてくださり、その歩みを案じていてくださるということです。ほとんどの人が、神様のこの愛に気づいていません。ちょうど母親が子どものことを心配しているのと同じです。子どもの方は、まったく気づかないでいるのです。私たちは先ず、この神様の愛に気づかねばなりません。◇第二に、神様の愛は私たちの人生の重荷を引き受けてくださいます。どんな人でも、重荷のない歩みをしている人はいません。時には自分ひとりでは担いきれなくなることもあります。そんな時、私たちはどうすればよいのでしょう。みことばは<あなたの重荷を主にゆだねよ。>と命じています。神様にお任せするのです。主イエスの有名なみことばを想い起します(マタイ11:28)。ゆだねることは、信仰生活の醍醐味です。◇最後に、神様の愛は私たちの正しい歩みを守ってくださいます。この神様の愛を知らずにいる人も多いようです。知らずにいると、安定を欠いた人生になってしまいます。この神様の愛に応えるには、正しく歩むことと神様を信頼することです。罪を続けながら平安をいただくことはできません。また、信頼してないのに守られることを期待することもできません。罪のない歩みと信頼の心こそ、ゆるぎのない人生となるのです。アーメン。
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《捨てるという恵み》

2015-11-08

 

すると、すぐに、彼らは網を捨て置いて従った。(マルコ1:18)

 

物心両面においてあまりにも多くのものを抱え込んでいる私たちは、捨てるという恵みを知る必要があるのではないでしょうか。◇こんなことを考えてみてください。もしここで弟子たちが網を置くことも、家族を残すこともしなかったら、彼らは主イエスに従うことは出来なかったのです。後の大使徒ペテロやヨハネの誕生はなかったと考えねばなりません。しかし、彼らは<網を捨て置いて>、また家族や雇い人を<残して>主イエスについて行ったのです。これにはそれ相応の戸惑いと決断があったことも忘れてはなりません。しかし、この初めの一歩が、後の驚くべき彼らの人生につながって行くのです。◇このように、主イエスに従って行くためには、必ず何かを捨てなければならないという面があるのです。有名なマタイ福音書16:24を引用しておきましょう。<自分を捨てる>とは、決して心情的なものでも漠然としたことでもありません。生活上の何かを捨てること、心の中のある思いを捨てることが伴っている筈です。信仰生活とは、生き方が新しく代わり、心の罪の思いが刷新されて行く人生ではないでしょうか。誰にも主に従うのを妨げているものがある筈です。それを捨て去るから前に進むことができるのです。◇このように考えると、捨てることは恵みではないでしょうか。多くの人が、捨てることをしないでただ得ようとしているから、かえって得られないのです。例えば、清い心を得ようとするなら、汚れた思いを捨てなければならないのです。信仰生活には、捨てることによって得られる恵みが実に多いのです。自分のこととして考えましょう。主に従うのを妨げているものは何でしょう。思い切ってそれを捨てて新しい一歩を踏み出しましょう。
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《神の家族の一員となる》

2015-11-01

 

神のみこころを行う人はだれでも、わたしの兄弟、姉妹、また母なのです。」  (マルコ3:35)

 

私たちは誰でも肉の家族を持っています。しかし、家族というとそれだけなのでしょうか。◇この主イエスのみことばは、もうひとつの特別な家族があることを示しています。神の家族です。ある人は霊の家族とも言います。何よりも主イエスご自身がこのことをよく自覚しておられたことが分かります。すでに見ましたように(6:3)、主イエスはナザレの村の大工ヨセフの子として大人になりました。これがいわゆる肉の家族です。多くの人が、家族というとこれしか考えていません。ここでもそうです。<イエスの母と兄弟たち>でさえそうです。どうやら肉親の情でイエスを連れ戻そうとしたようです。◇しかし、主イエスははっきりと、もう一つの家族があることをお示しになりました(33)。これは決して主が肉の家族を無視したり、軽んじたりしているということではありません(Ⅰテモテ5:8)。越えているのです。もし主イエスが肉親の情に捕らえられてしまったら、神の御旨を行うことなどとても出来なかったでしょう。主は絶えず、肉親の情を越えて従わねばならない神の御旨があることを知っておられたのです。一見冷たくも見える肉親への対応を、私たちはこのように理解しなければなりません。◇では最後に、神の家族を構成するのはどんな人たちなのでしょう。この点は明確です。<神のみこころを行う人>です。この人々は、肉の家族を超えて神の家族を構成していくのです。ですから私たちは、少なくとも神のみこころを行おうとしなければなりません。この思いがあれば<だれでも>神の家族の一員になれるのです。加えて覚えたいことは、家族は一人ではないということです。一人だけの孤独な家族はありえないのです。「兄弟姉妹」とは、そういうことなのです。
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